マイカー買い換え作戦始動

現在のマイカーは KE型CX-5 2.2D 4WD

私のKE型CX-5くんがもうすぐ6年目に近くなります。走行距離は57,000Km。以前も書きましたが、この車はディーゼルの煤問題でエンジンをまるごと新しいものに換装してあります。またヘッドライトユニットも内側の曇りのため換装しました。エンジン換装後まだ10,000Kmも走ってません。だから快適な乗り心地は維持してます。

でも経年変化に伴うヤレなどは感じられるようになりました。それとこれはディーゼルあるあるですが、冬の寒い時期の走り始め、エンジンや各部が暖まってくるまではやはりけっこううるさいわけです。あと1500rpmから2000rpmの間で緩くアクセルを踏んだときのカラカラ音に品がありません (^_^) あと停車時の振動。

しかし中速域から上の加速感が圧倒的なのは今でもとても気持ちいいのは事実ですね。上り勾配でも苦も無く加速しますからね。このときは「ああ、この車、いいなぁ」と思います。そんなときのエンジン音は悪い音じゃないです。

とはいえ私ももうおジイさんです、はい。この年になるとこの先の人生の長さを考え始め、あと何年車に乗れるだろう、あと何回新しい車を買えるだろう? となってきました。

CX-5をはじめとするCセグメントのサイズの車はもっと年を取ったときに取り回しで大きすぎる気がしますので、このサイズは後1台かな?と。

乗ってみたい車

そうなると乗ってみたい車は沢山あるんですよね。基本の選択基準は

  • 最低地上高が大きいこと
  • 4WDかそれに近い性能
  • 荷室が広いこと
  • 全幅が185cm程度が上限、全長が4600cm前後

それを踏まえても内外でもいろいろありますね。

  1. BMW X1 / X2
  2. ボルボ XC40
  3. メルセデス GLA
  4. プジョー 3008
  5. シトロエン C3 / C5 エアクロス
  6. e-power搭載のエクストレイル
  7. RAV4 ハイブリッド
  8. フォレスター e-boxer
  9. KF型 CX-5

などなどです。欧州車もだんだんディーゼル車が減りつつあります。ガソリン車だとハイオク指定なのがイヤなんです。まぁ、よほどラッキーな安い新古車でも見つけないと予算的に無理なんですがね。この中だとBMW X1 あたりは比較的新古車が見つかります。大体車両価格で350万くらいでも探せます。だけど現実問題としてのネックの一つがディーラーが近くに無いことです。メンテでいちいち遠くまで行くのは面倒くさいと、いろいろ考え出すと結局国産車なんですよね。

候補は結局2択か?

上の一覧で国産車は4台。e-powerのエクストレイルは来年以降なので実質3台です。つまりRAV4、フォレスター、CX-5です。予算で言うとRAV4はハイブリッドの下のグレードかな。トヨタ車はAE86トレノ以来乗ったことが無いんですよね。

それと先代のエクストレイルからCX-5に乗り換えたポイントの一つにアダプティブヘッドランプがあります。マツダのそれはカメラで対向車等を認識して、複数個のLEDを分割照射するわけで、夜の走行が圧倒的に楽なんです。KE型CX-5は片側4個のLEDの切り替えですが、KF型は12個と増え、CX-30などは確かもっと多いのでは?

では他の車は?と調べるとRAV4は単純なハイロー切り替えのみ。ハリヤーはアダプティブらしいけど好きじゃ無いので対象外。フォレスターは複数LED切り替えじゃなくて、内蔵シェードを回転させて遮る方法でアダプティブヘッドランプを実現してます。この形式って実用性はどうなんだろうとYoutubeとか見ると、シェードの動きが上下の明るさ境界に反映されるので、いまのCX-5とは違和感を感じますが、単純なハイロー切り替えに比べればずっと良さそうです。さらにフォレスターのヘッドランプはステアリングの動きと連動して左右に動くんですね。コーナーでちょっとは効果があるようです。

RAV4の純ガソリン車はアドベンチャーグレードだけど、これならフォレスターに魅力を感じます。ハイブリッドだと2グレード。安い方はステアリングが革巻きじゃないのが気に入らないが、高い方は400万越えです。まぁ基本RAV4のエクステリアデザインが好きになれないってのが根底にあるのですが・・・

そうなるとやはりフォレスターとCX-5の2択ですねぇ。

動力性能と燃費性能と年齢

先日スタッドレスタイヤ交換のために出かけたマツダディーラーで2020年モデルのCX-5 2.2D AWDにちょこっと乗りました。私のCX-5が経年変化でうるさく感じだしたのかどうかの判断は付きませんが、現行KF型はずいぶん静かですね。試乗では低速域を重視していましたが、耳を澄ませば微かにディーゼルらしいノイズが聞こえますがKE型と比較すると防音が大幅に進歩したのは明確に感じました。ただやはり車の性格作りのため、足回りは柔らかさより引き締められた感覚です。これは個性なのでしかたないです。中速以上は2.2リッターディーゼルなので全く心配してません。

あと感じたのがドアの重さ!

特にフロントドアが重かったのに驚きました。年配の女性など非力な方は辛くないのだろうか? ドイツ車に見られるいかにも重厚な感触とも違っていて、なんか単に「重い」って感じなのです。

でもKF型CX-5は良い車です。KF型として最終モデルとなるらしい2021年版はマツダらしくアップデートも多岐にわたっていて嬉しいんです・・・でも・・・・

私の年齢がもしいま50代だったら、加速や余裕を重視してフォレスターだったら新しい1.8ターボに魅力を感じるだろうし、それならCX-5の方がパワーも燃費も満足できるはずです。後部座席の狭さはちょっと気になるものの荷室の広さは問題ないです。ディーゼルの煤問題に関してはKE型と比べてKF型は熟成も進んでいるはずでこちらもそれほど気にしなくてもいいと思います。上り坂で余裕で加速していける気持ちよさは最高ですからね。

しかし! 私も前期高齢者なのです。いま車を買い換えるということはこれから5年は優に乗るわけです。そう考えると70歳代ちかくまで、またはそれを超えてまでパワーを求めるのか?と言うことです。実際いまのKE型CX-5の持てるパワーの何パーセントを使っているかでしょう。たぶん50%使ってればいいほうです。

いまや車のパワーを100%に近く発揮できる場所はクローズドな場所しかありません。それでも自分が所持しているという優越感や余裕でみんな高性能な車を求めるはずです。高速の合流や追い越しがわずかにアクセルを踏んだだけで完了するためにはパワーがあった方が気持ちいいです。でも実際は商用車などでも簡単に合流、追い越ししてるわけです。

それを考えると50%しか使わないより80%使える車の方が楽しいかもとも言えるでしょう。現に代車で借りたアクセラ1.5NAが楽しかったのです。

そうするとフォレスターのターボじゃないマイルドハイブリッドもいいかなと思えてきます。パワーも無いし燃費も良くないんだけどねぇ。なんか惹かれてる自分がいます。

さあ2月くらいには決定しようと考えてます。どうなるでしょう?