フォレスターアドバンス納車

納車されました

1月末に契約したスバル・フォレスターアドバンスが3月初めに納車されました!
私にとって久しぶりにして、2台目のフォレスター、4台目のスバルです。前のフォレスターはフォレスターでは2世代目のターボでしたが、今回は自分の年齢も考慮してe-Boxerのアドバンスです。

ディーラーで納車してます。

ボディカラーはグリーンと迷った末にホライゾンブルー。ホワイトやシルバーの定番カラーはやめました。ルーフレールは無し。ルーフにものは積まないから風切り音の原因は作りたくありません。現行フォレスターはいまC型で、この型から2.5NAが廃止されCB18搭載のモデルがトップになって残りはe-Boxerとなりました。ですからX-Breakを選ぼうがアドバンスだろうがパワーユニットは変わりません。X-Breakだけが新しいCVT制御を追加してますが、私がアドバンスを選んだのはただ一点、ステアリングの「高触感レザー」のためです。ステアリングの握り心地がCX-5でお気に入りだったのでフォレスターでも同等のものが欲しかったのです。あ、X-Breakのカラーリングが派手すぎるのも気になったのも事実ですけど。

オプションが多くて高いのです

フォレスターくんは車両価格が抑えられてますが、案の定オプションを追加していくとみるみる価格が上がります。本当は車外のナビが安くていいし、なんならディスプレイオーディオとかも良さげなんですけど、歩行者保護エアバックのパーツの関係で車外ナビや純正でもパナ、三菱以外は2DINの下の方にしかセットできません。同様の原因でフロントスピーカーも社外品はダメなようです。ですから涙をのんで純正のパナのナビを選んだり、アイサイトのせいでドライブレコーダーも画質が悪いのに純正です。それの絡みで言うとドライブレコーダーの後方カメラは車載のバックカメラを併用するようですが、このカメラの性能・解像度が悪い! KE型CX-5と変わらないのは年式を考えると納得がいきませんね。

あと意味不明なベースキット。なんであんなに細かく分かれているのかな? そしてトノカバーでさえオプションであることです。トノカバーも私には必須です。あれがあるのと無いのではカーゴ部分からの騒音が違いますし、もちろんカーゴを外部から隠せるのですからね。

そのトノカバーとカーゴ用ライトなんですが、X-Breakはカーゴドア側に付いてますがアドバンスはカーゴ後端の天井の位置です。なのでトノカバーがあると明かりがトノカバーで遮られるのです。CX-5のトノカバーはカーゴドアを開けると連動して持ち上がるので気にならなかったんですが、フォレスターではトノカバーの下が暗いのです。

後席用とカーゴ用のライトはLEDに交換しようと思いますが、そうであっても構造上トノカバーを持ち上げないと暗いのは変わらないです。社外品でカーゴドアに付けるライトもあるようですが、内装を剥がさないと装着できないので躊躇します。(ディーラー持ち込みでやってくれないかな?)

始めてのCVTとマイルドハイブリッド

まだフォレスターが来てから1000kmも乗ってないのでこれからの課題ですが、初めてのCVTへの慣れがあります。いままでスバルに戻りたくても躊躇っていたのはこれがあったからでもあります。スピードとエンジン回転が比例しないのはどうなんだろうと。今のところ正直まだ慣れません。不要なところで回転が上がったりする挙動はありますね。アクセルを踏んでいって、ATなら次のギアに切り替わるであろうタイミングで踏み込み量を減らして・・と感覚と経験で調整するところをCVTだとタイミングがまだ分かりません。

とはいえ、私のとっての問題はそれ以前に小さなモーターとバッテリーがあることで、エンジンとの切り替わり制御に慣れてないところでしょう。ともかくスタート時にバッテリーだけで走り出そうとすれば、微妙なアクセルワークが必要なんです。渋滞時ならクリープだけでスタートできるのでいいのですが、スタートして40km/hまでEV走行でスムースに加速しようとするなら、ほんとにジンワリと踏んでいかないとダメです。CX-5がオルガンペダルでフォレスターが吊り下げ式と方式が違うことも影響しているかも知れませんが、(年齢も?)この微妙なアクセルワークが右足の足首とスネの筋肉に思いの外負担をかけます。走行距離が増えれば、鍛えられて筋肉が強くなるかも・・・と考えてもいます。もしくは燃費無視である程度強くアクセルを踏めば良いのかも知れません。

先日はそういったことも含めて180kmほど走ってきました。千葉県内の圏央道と田舎道です。走り始める前にトリップメーターBをリセットしてスタート。圏央道は制限が70km/hなので、ACC(エコクルーズ)を80km/hに設定して走行し、一般道に下りるときには18km/lを超えました。CX-5とほぼ同じくらいなので、燃料の価格差分悪い程度。その後、房総の山道から海沿いの平坦路を含めて帰宅時にはメーター読みで17km/lでした。昨日は出だしのEV走行優先のアクセルワークをそれほど意識せずに走りましたが、郊外路でこれくらいの数値ならまぁまぁじゃないですか?

山道の登りでは、まだ新車から1000km超えてないので3000rpmを超えないようにしていたせいもあり、やっぱり焦れったい加速と感じますが、それはスペックで見ても最初から分かっていたことなので想定内です。でもネットの評判で「軽のターボより遅い」とかってことは無いと思います。

 

乗り心地と騒音

CX-5からフォレスターに乗り換えたポイントに「乗り心地」があります。CX-5の前のエクストレイルディーゼルの乗り心地がいかにも鷹揚で柔らかく気持ちが良かったのですが、CX-5だとマツダらしい引き締まった足回りでして、確かにそういう走り方なら安心感、安定性があるのです。でも低速域から中速域での快適性ではフォレスターのほうが圧倒的に優しいです。荒れた路面でも不快な振動は上手にいなしてくれます。このあたりはパワー的に不利な後部に積んだリチウムイオンバッテリーの重さがプラスに働いている気もします。

それと私自身が過去にRVと呼ばれていたテラノやフォードエクスプローラーなどを乗ってきたから、セダンなどに比べて背が高くサスペンションストロークが比較的に長い車のコーナーリングの挙動に慣れているせいもあります。スポーティな車からの乗り換えだときっと不安定な感じを感じる方もいるかと思いますが、優しい乗り味から考えるとフォレスターのコーナーリングは優秀です。引き締められたCX-5に劣らない感じです。※ただし一般道の法定速度を上回る速度で本当に荒れた路面を走ると、足回りが締まったCX-5のほうが乗り心地は別にしてあんていすろようにおもいます。

次に遮音についてです。エンジン回転3000rpm位までであれば、まあ、及第点でしょう。圧倒的に静かとは言えませんが、充分かな。まだ新車なので各部の不快なビビり音などもしないせいもあります。ただ減速時の純化石燃料車ではしないであろう音、EV走行時に意図的に付加される音も含めて気になりますね。慣れるしかないですが。それと雨天時の騒音ですが、ルーフからの雨音、ガラス面からの音、タイヤハウスからの音ともに充分静かです。雨天の高速道路走行は未経験です。

ただし朝などのエンジンが冷えているの時、暖気のために2000rpm回転くらいまで上がるのはいかがなものでしょう? CX-5はそこまで上がりませんでした。停車してるのに2000rpmだとけっこううるさい! これ減点です。

満タンでどれくらい走れるだろう

このエントリーを編集している最中も往復150kmくらい郊外路のみ走りましたが、燃費はメーター読みで17km/l超えてます。同乗者があるので本当に優しい運転でした。これなら高速道路でも同じ程度の燃費は期待できるので、タンク容量48lで警告が出ないであろう量を40lくらいとすると40l×17km/l=680kmになります。まあ、長くはないが極端に短くもない範囲でしょう。エアコン使うと減りますけど最低でも500kmから600kmの間はいくでしょうね。

純正カーナビの不満

色々な車載機能との折り合いでやむなく純正パナのナビを付けたわけですが、2つほど不満があります。一つ目はナビ画面で道路幅の表示が100mスケールでも線1本での描画なのですね。せめてこの縮尺なら幅を変えて欲しい! 見にくいです。

二つめ。安全上のため走行中にナビ操作、テレビともにダメなのは別に構いませんよ、当然だから。でもでもBluetoothで繋いだ電話が使えないのはイヤです。CX-5だと使えましたよ。それとSDカードでMP3を聞いてるわけですが、MP3はフォルダー単位で保存してますよね、普通。しかしフォルダー移動が走行中にできないんです。スタート時選んだフォルダーだけです。これも我慢できません。長距離の高速道路走行で間違って4曲くらいしか入れてないフォルダー選んだら最悪です。

まぁ納車から今まで気がついたのは以上くらいです。これからポチポチ追記していきます。

追記 2021/4/2

先日、3名乗車で中央高速経由で千葉から長野県伊那市高遠まで出かけてきました。総走行距離615km。メーター読み燃費で16.9km/l、満タン法で16.1km/lでした。

まず前提として1000km点検前なので、エンジン回転を3000rpmまでで抑えていたり、ラフなアクセルワークもしていないです。千葉方面から八王子あたりまでは17lm/lを超えた燃費を表示しますが、山間部に入り始めると一気に下がり始めます。談合坂あたりの登り勾配では3000rpmになり、燃費表示も15km/l台になります。やはりCX-5とは比較できないトルク不足です。

諏訪ICから杖突峠経由なのでこちらも登りが多い区間。自分がガソリンエンジンに不慣れもあるし、3000rpmで抑えているせいもありますが、同乗者がいるので静かな運転に終始していれば問題ないですが一人乗りだとストレスを感じます。とはいえ山道登りがあれば下りもあるわけで、杖突峠から高遠へはほとんど下りです。そうなるとフォレスターアドバンスの小さなリチウムイオンバッテリーでもEV走行する時間が一気に長くなります。

そんなこんなで最終的に16.1km/lの燃費だったわけです。タンク容量48lで不安だったので帰路の韮崎で20l補給しましたが、帰って計算すれば、40lのガソリンがあれば640km走れるので今回は無給走行できていた事になります。