Back to Top

漂泊の想いは電網の間に揺蕩う

Photo Director:タグアーカイブ

サイバーリンクPhoto Director3その1

掲載日:  


前のバージョンを優待で格安で購入し、最新版の3を無償でバージョンアップしてもらいました。

ただいまのうちの環境が、前のエントリー「Windowsのテンポラリーフォルダの顛末」のとおり前のバージョンのソフトウェアをアンインストールできない状況だったわけですが、ダメ元でサポートに連絡したところ、ソフトウェアインストール環境の修復用プログラムをもらって無事に最新版が使えるようになりましたよ。

サイバーリンクサポートセンターに感謝!

さて、それは置いておき、前のバージョンであるPhoto Director 2011はほとんど使えないソフトでした。機能がどうのこうのいう以前に起動中はほぼ「砂時計モード」でした。写真の一覧をスクロールすれば砂時計、機能を切り替えれば砂時計で、いったい裏で何をやっているんだ?というくらいストレスが貯まりました。これが古いPCでならあきらめられるのですが Core i7 2600Kでメモリー16GBにSSD環境ですからね。

では最新版の3は? 結論から言えば前のバージョンよりは使える状態に近づきました。まだまだ砂時計状態は多いですし、起動時間も大変長いです。それでもうちの環境では、砂時計が表示されていても操作ができないわけではないので砂時計を無視して作業が続けられます。

Photo Director 3には(以下PD3と略)「ライブラリー」「調整」「編集」「スライドショー」「プリント」という5つのモジュールがあります。

ライブラリーモジュール

Photo Director 3 ライブラリーのグリッドビュー

写真のデータファイルをプロジェクトに読み込んで整理する基本画面です。PD3は画面構成やツールなどがとても Adobe Lightroom に似ています。このへんは後発ソフトの優位性なのですかねぇ? で、PD3でもファイル管理は「プロジェクト」という単位で行い、「プロジェクトの作成」→「ファイルの追加」で初めてソフト内に写真が追加されます。ファイルの取り込みは既存のフォルダ単位、ファイル単位、カメラからと別れます。プロジェクトの格納場所は任意で選択でき、その中にサムネイルのプレビューなどの情報が格納されます。今回は少しでも砂時計を減らしたくてSSDにプロジェクトを作成しました。プロジェクト内には現在2298枚の写真(RAWメイン)があり、プロジェクト格納フォルダーは約280MBになっています。環境設定でたぶん原寸大プレビューキャッシュを1GBに設定してあるのでもっと増大するでしょう。

またPD3はプロジェクトの下の階層に「コレクション」「アルバム」という概念があります。プロジェクトが取り込んだ全てのファイルの総称であり、コレクションはEXIFやフラグ、星の数などで絞り込んで擬似的にグループ化するものです。アルバムはユーザーが任意の名称で作成し、好みでファイルを追加いきます。(もちろん元ファイルは移動しない)

上の画面はPD3の「グリッドビュー」という基本的な表示です。Lightroomではこの画面でもメニューから「並び替え」ができるんですがPD3には見当たりません。ちょっとUIが練れていない印象です。ではPD3でサムネイルを並び替えするには?と探すと「リストビュー」に切り替えるようです。

Photo Director 3ライブラリのリストビュー

このモードだとEXIFデータを元にしていろいろな並び替えができます。表示する項目もカスタム可能です。

調整モジュール

調整モジュールは現像作業を行います。作業は各パネルを利用して手動で行うモードと予め用意されたプリセットを適用するモードがあります。プリセットは自分で作成することもー゛つのユーザーが公開しているものをサイバーリンクのサイトからダウンロードすることもできます。

調整モジュールの使い勝手も実はLightroomと良く似ています。(いいのかなぁ~)例えばスライダーで効果を調整してからスライダーのハンドルをダブルクリックすることで既定値に戻すことができる動作も共通です。

あとは続きます、たぶん。

さてここでPD3でダメな所

  1. モニターやプリンタのカラーマッチング設定がない
  2. カメラやレンズの情報が一切無いので歪み補正はすべてマニュアル

とりあえずこの2点が気になります。特に1の問題は深刻でしょう。少なくてもRAWで撮影して現像ソフトを購入までして使うユーザーがモニターやプリンターのキャリブレーションがまったくできないソフトをチョイスするでしょうか?

2についてはある程度賛否がわかれるかもしれませんね。周辺の歪みやビネットなどはレンズの味だと考えるユーザーもいますし。でもニコンD800が発売になってますますの高画素化が進むとカメラ本体の性能にレンズが追いつかない可能性も出てきます。なにしろ光学設計は時間がかかりますから。そうなると補正はカメラ内現像より高性能なPC用現像ソフトが必須になるはずです。

キャノンやニコンの純正ソフトでは当然自社のカメラボディとレンズのデータを内蔵しているので補正はある程度自動でできますが、キャノンのボディとシグマのレンズとなるとお手上げです。その点Lightroomなどは少しずつ組み合わせを増やしていますしDxO Optics Proはそれが前提です。

PDは日本において実質的には今回のバージョン3がスタート地点だと思います。現時点でキャノンのDPP、ニコンのCapture NX2、Adobe Lightroom、Apatureなどの現像ソフトに対する優位性はなんだろうと考えると非常にシビアな感じを受けます。これで価格がもっと安ければいいのですがこのままだとシェアを拡大するのは大変みたいです。

ともかくぜひ精力的にバージョンアップしてベストバイに名を連ねていただきたいです。願わくば日本版ローカライズが停止にならないことを願っています。
 

現像ソフト比較

掲載日:  

 

RAW現像ソフトウェアを比較中。

 

バージョン1から使ってきたAdobe LightroomとDxO Optics Pro6を比較しているのだけど、DxO Optics Pro6は自分で考えていたものとは使い勝手が大きく違うようだ。このソフトは基本的にはソフト任せに自動で現像させる方法がメインらしい。もちろん細かい設定も出来るんだけど、ソフトの開発会社が用意したカメラとレンズの組み合わせ情報ありきでの自動現像が本来の使い方みたい。

なのでカメラとレンズの組み合わせ情報がない場合は完全に性能を発揮してくれない。(手動設定になるから)

キャノン EOS 5D Mark IIの場合、キャノンレンズとの組み合わせは問題ないんだが、タムロンとの組み合わせだとデータが存在しないことがある一方でシグマとの組み合わせは充実している。(そういえばLightroomでもその傾向はあったな)

 

それはともかくとして比較してみた。まずDPPの標準で現像したものが下の写真。

EOS 5D Mark II にタムロンの28-75mmでスポット測光に設定して幟の白い部分に合わせた撮影したものなので周囲が必要以上に露出不足だ。(撮影時はそれが狙いだった)

 

…全文を表示する